クローズドASPからお誘いを受ける条件
クローズドASPは、基本的に高単価案件を多く持っており、ふつうのアフィリエイターが簡単に参入できない仕組みを取っています。アフィリエイターがクローズドASPに参入できる方法は、主に「スカウト」です。スカウトを受けるためには条件があり、それをクリアして初めてクローズドASPからお誘いがあります。
クローズドASPからスカウトを受ける条件
- サイトの集客力が高い
- サイトが何かの専門に特化している
これらの2つの条件をクリアするのは非常に難しいです。サイトの集客力は、始めたばかりの方にとっては悩ましい部分です。集客力と関係することと言えば、例えば、SEO対策やSNSでの拡散、良質な記事の生産、サイトデザイン、ユーザーのサイト内の回遊率を高めるための仕組みなどがあります。これに加えて、何か専門的な記事を量産しているサイトであることが望ましいです。これらの2つの条件がクリアされていれば、クローズドASPから連絡が来ます。クローズドASPは、サイトに設置している「お問い合わせフォーム」を通して連絡して来るため、必ず、お問い合わせフォームの設置をしておきましょう。
クローズドASPとは
クローズドASPは、ふつうのASPよりも高単価の案件を多く持っています。そのため、誰もがクローズドASPと提携できない仕組みを取っています。従って、こちらから情報を得ようとアクションをしても、クローズドASPの存在や扱っている案件の情報を手に入れることはできません。
このクローズドASPと対照的な存在が、オープンASPです。オープンASPは「誰でも申請をすれば無料で登録できる」ASPになります。アフィリエイターは最初に以下のオープンASPと提携し、基本的なアフィリエイトの知識や、ライティングスキル、集客力を高める方法について学びながら、収益を上げることになります。
クローズドASPと提携できない理由
オープンASPは申請すれば誰でも登録できます。一方、クローズドASPはそうではなく、誰もが登録できるわけではありません。
クローズドASPと提携できない理由は
- オープンASPと同じ案件であっても単価が高い。
- オープンASPにはない特別な案件を扱っている。
クローズドASPは、高単価案件や特別な案件を紹介するのに耐えうるサイトを探しています。つまり、SEO対策でも重要になっているE-A-T「専門性(Expertise)と権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)」がサイトになければ、土俵に上がることすらできません。
SEO対策で重要視されるE-A-Tについてはこちら
クローズドASPと提携する方法
クローズドASPと提携する方法としては以下の3つが挙げられます。
クローズドASPと提携する方法
- クローズドASPの担当者からの連絡を待つ。
- 実績を上げている知人から紹介してもらう。
- アフィリエイトフレンズ等のサービスを使い加入する。
アフィリエイトフレンズに登録しておくと、レントラックスなどのクローズドASPの案件を扱うことができるようになります。通常は、特別単価や特別な案件を紹介してもらう以上、サイトはある程度の信頼と実績がなければなりません。
クローズドASPの担当者から連絡が来るためには
クローズドASPから連絡がくるためには、当然ですが窓口がなければいけません。その窓口になるのがサイトメニューの「お問い合わせ」になります。サイトに「お問い合わせ」を設置することは、サイトの信用につながります。また、これがなければGoogleアドセンスなど他のASPプログラムの審査も通りませんので、この機会に作成しましょう。
「お問い合わせフォーム」の設置方法についてはこちら
クローズドASPからいただいたメール内容
私にもクローズドASPから連絡が来ましたので、参考までにメール内容を示します。「お問い合わせフォーム」を通していただいたメールの文面は以下の通りです。
(会社名・担当者名は伏せさせていただきます)
お世話になります。
株式会社****の**と申します。
いつもサイトを拝見させて頂いております。
この度、SEO上位メディア様へ弊社取り扱い良好案件をご案内させて頂いており、是非とも弊社案件をご掲載いただけないかと思いご連絡いたしました。
弊社はEC案件を中心に取り扱っておりまして、特別単価や特別条件、他社様での取り扱いが少ないクローズド案件等、幅広く取り扱っております。
参考程度ですが下記、現在の一押しの案件でございますので、是非ともご検討下さいますと幸いでございます。
〈以下省略〉
という内容でした。正直、このようなメールをいただいたのは初めてでしたので、非常に嬉しく思いました。
まとめ
クローズドASPは良いサイトであれば必ず連絡してきてくれます。クローズドASPの担当者さんの目に留まるようにサイトの構成や専門性を意識して、しっかりサイト作りをすることが重要かと思います。またいつ連絡が来てもいいように「お問い合わせフォーム」は最初の段階で作っておくことをおすすめします。この「お問い合わせフォーム」はサイトの信頼性にもつながります。皆さんにもクローズドASPから連絡が来ることを願っています。