AFCアジアカップ、日本代表の躍進が続いてますね。2019年2月1日(23:00~)には日本とカタールの決勝戦。その前に、日本代表への熱い賛辞をまとめましたのでご覧下さい。
イラン人記者、ペジマン・ラフバル氏
イラン戦までの日本代表の試合は、かなり不安定さが残る印象だった。ペジマン・ラフバル氏は、日本とイラン戦をつぎのように語っている。「イランはイラクと引き分けたものの、この大会最強のチームだと思っていたから、日本に大敗したことに大きな衝撃を受けた。」このことは、記者だけではなく多くの人々が同じように感じただろう。なぜなら、イランは今大会において失点もなく、攻守にわたり素晴らしいパフォーマンスを見せていたからである。
イランが大敗するに至ったきっかけとして、南野へのファウルに対する抗議から始まった一連のミスが挙げられている。あの先制点によりイラン選手が精神的に崩れてしまった。それでもラフバル記者は日本よりもイランの方が力があったと考えている。しかし、「日本はとてもオーガナイズされており、素晴らしかった。だから、先制点の後、日本がずっと試合を支配し続けられたのだと思う。」と感嘆した。

日本対イランの準決勝 [写真]=Getty Images
ラフバル記者は、日本代表について「若い選手が増えているし、他に大会に参加するはずだった選手(負傷で辞退した中島翔哉)がいたことも知っている。それでもチームとして機能しているのは素晴らしい。代表チームへの誇りと愛情があるのだろうね。」と、イランとは異なり世代交代が上手く行っていることや選手層が厚くなっていることを称えた。
ラフバル記者は、韓国代表と日本代表との力の差についても次のように言及した。「日本の方が、ずっと強いと思う。韓国には、ソン・フンミンといった強い個の力を持った選手が2-3人はいる。しかし、日本の方が技術の高い選手が多いし、何よりもとてもよくオーガナイズされている。」
韓国メディア
中央日報電子版「韓国は日本を見習うべき」
日本は準決勝で国際サッカー連盟(FIFA)ランキングがアジアで最も高いイラン(29位)を破って真価を発揮したと評価した。またベトナム代表監督の次のコメントも紹介した。「日本-サウジアラビアの決勝トーナメント初戦を観戦したが、日本のメンバーを見て驚いた。日本の先発選手全員が欧州の名門チームでプレーしていた(朴恒緒監督)」

AFCアジアカップ2019、韓国とカタール
韓国はカタール戦の先発メンバー11人のうち欧州組は孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)と李青竜(イ・チョンヨン、ボーフム)の2人だけだったと指摘。日本は昨年のロシアW杯で16強入りし、アジアカップ通算5回目の優勝に挑戦する。一方、韓国はロシアW杯のグループリーグで敗退し、アジアカップでは59年間も優勝がない。日本サッカーは前進しているが、韓国サッカーは停滞していると自国を嘆いた。
別の韓国紙「スポーツ・ソウル」では、「この大会では一度もすっきりと勝つゲームがなかった。毎試合、ホイッスルが鳴るまで緊張を強いられ、すっきりとゴールが決まってほしい場面でイライラすることばかりだった」と自国代表の戦いぶりを報じている。
韓国ネットユーザー
- うらやましい
- 悔しいけど認める。今の時点でアジア最強は日本だ
- 韓国はどんな手を使ってもイランに3‐0で勝てない
- 日本のサッカーで目の保養をすることになるとは…。日本は脱アジアのサッカーを見せてくれた
- 日本の選手は次々欧州に行っている。その時点で韓国と大きな差がある
- 適切なローテーションも成功したし、正確なパスと攻撃、守備にメンタルまで圧倒的だった
- 日本が強くなったのはチャレンジ精神と支援のおかげ。韓国が日本から学ぶ点は多いと思う
- 日本、かっこよかったよ。今までの試合とは違った。選手たちの闘志もすごかった
- 日本が韓国より上だと証明された大会だった
- 戦術の問題じゃない。選手のレベルが違うんだよ
- 長友や吉田、海外組のベテランは、若い選手よりもっと走っている。韓国の選手は汗も流さず、散歩して帰ったようなもんだ
- 日本の準決勝のスタメンのうち10人が欧州組だった。韓国はほとんどが中国、中東、日本のリーグの選手。このままでは何年経っても、アジア・カップどころか日本との試合にも勝てない
- 日本が建設的に努力を続けてきた成果だ。90年代から長期プランを実行し確実な投資を重ねてきた。韓国は?W杯ベスト4の奇跡に酔って慢心し、基本的なことをおろそかにした
- 韓国もユースから長期計画を立ててやっていくべき。朴智星(パク・チソン)のような選手が出たのは、ただの奇跡だよ
中国メディア
AFCアジアカップ2019で、日本代表がアジアトップのイランに3-0で勝利したことを、中国メディアが称賛。
中国中央テレビ(CCTV)の解説員が日本を大絶賛。次のコメントを残している。
- 日本は相手の小さなミスから大きなチャンスを作ることができる
- 日本は状況を乱すことなく、ポゼッションを維持したままのサッカーで、ついにイランに致命的な一撃を与えた
- 今日の日本は元のスタイルを取り戻した
- 素晴らしいボールコントロールで相手の守備ラインを切り裂いた
試合終了後には、解説員の徐氏が「恐れ入った」と脱帽。同解説員の賀氏は「日本がすべてのアジアの国に“授業”をした。ゲームの流れを読む優れた力で、イランに力を発揮させなかった」と評した。

AFCアジアカップ2019、日本とイラン
網易体育は次のように報じている。
- 日本はアジアのトップだ!3ゴールでイラン一蹴は、ポルトガルも成し遂げなかった(昨夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会でイランと対戦したポルトガルが1-1で引き分け)
- 日本は香川真司や本田圭佑らかつての主力はメンバー入りせず、その後も負傷者が続出した。“2軍”と言っても過言ではない日本が、イランを完全に圧倒した
- 遠慮なく言おう。日本はまさしくアジア最強、彼らがアジアのトップ。これは、いかなる議論の余地もない
- 日本と中国の差は6ゴール?サッカーはもちろん、直接このように換算できるものではないが、日本とイランの試合は中国を反省させた。日中の男子サッカーにおける差は明白。中国にはほとんど勝機はなく、引き分けを望むのもぜいたくだろう。忘れてはいけない。中国は日韓よりもアジアカップを重視しているが、日本にとってアジアカップはトレーニングに過ぎないということを
騰訊体育は、次のように報じた。
- 日本代表は決勝に進出した過去4大会でいずれも優勝杯を手にしている。決勝での勝率は恐ろしいことに100%だ!
- 日本の決勝の相手はカタールかUAE。いずれも、伝統的なアジアの強豪国ではなく、優勝経験はない。日本が間違いなく優勝の大本命で、特に最強の相手であるイランに大勝した勢いのまま決勝に臨める。日本がこのまま決勝での勝率100%を継続し、5回目の優勝を手に入れるか
中国のネットユーザー
- 日本サッカーは東アジアの光だ
- 日本のサポーターがうらやましい
- サッカーからテニス(大坂なおみの全豪オープン優勝)まで。日本人はこの1カ月たまらないだろうな
- 日本は尊敬に値する!
- 基本的な技術、戦術、試合を読む力。いずれもアジアのトップ。フルメンバーじゃないのにイランを倒してしまった
- 日本こそが正真正銘のアジアナンバーワン。イランをどう倒すか、まるでお手本のような試合だった。中国はまだまだ先が長い
- 何が完敗か。それはイランのような負け方。試合内容だけでなく、スポーツマンシップまで日本に負けた。これぞ完敗
- アズムンの最後のビンタはどういうこと?民度が低すぎる
- イランはサッカーで負け、人としても負けた
- 中国のリベンジをしてくれた。同じ黄色人種なのに、なんでこんなに差が大きいのか
- 中国のリベンジを果たしてくれたと同時に、中国にどうやってサッカーをするのか教えてくれたね
- 日本の監督はほとんど叫んだり焦ったりせず、毎試合、静かにメモを取っている。こういう日本は本当に恐ろしい
日本対イランの詳細については以下の記事をご覧下さい
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