サイトテーマの重要性と決め方
サイトテーマは、本サイトの場合は「NABE BLOGーPCスキルとマネタイズのノウハウ集ー」にあたる部分です。
サイトテーマの重要性
サイトテーマは、運営しているサイトの情報を端的に表している言葉を選ぶ必要があります。ユーザーはサイトテーマを見て、サイトの内容について理解します。サイトテーマがユーザーの興味と一致していればサイト内を閲覧してくれますし、一致していなければサイトから離脱します。せっかく、ユーザーが検索してサイトに訪れてくれたのに、サイトテーマが異なるものだったらユーザーにとっては時間の無駄になります。またサイト運営者にとってはサイト内を閲覧してもうら機会を失います。さらに、サイト内を閲覧せずに、すぐに離脱されるとSEO対策的にもマイナスになります。
サイトテーマの決め方
サイトテーマの決め方は、いろいろな切り口があります。これからサイトを育てていこうとしている方は、記事数を増やして、ユーザーに有益な情報を届けられるようなサイト(資産型サイト)にしたいかもしれません。記事数を増やすということは、あらゆるトピックを扱うということなので、それに耐えうるサイトテーマを選択する必要があります。例えば、頭皮ケア用品やサービスを扱う場合を考えてみます。
サイトテーマの決め方
- 第一階層・・・頭皮環境の改善方法について
- 第二階層・・・育毛剤、育毛シャンプー、クリニック
- 第三階層・・・育毛剤の種類、育毛シャンプーの種類、クリニック店舗
第一階層から第三階層にいくにつれて、内容が細かくなっています。
サイト運営者がさまざまな育毛剤に精通しており、サイトで紹介したいと決めている場合は、いろいろな育毛剤の記事を増やしていくわけですから(第三階層の「育毛剤の種類」)、サイトテーマに使用する言葉は第二階層の「育毛剤」が含まれるべきです。「育毛シャンプー」や「クリニック」を選ぶと、サイトテーマと記事内容の不一致が生じますので、注意してください。サイトテーマの決め方において、運営者の専門や興味以外にも、ASPで商品が高単価で扱われているかどうかも重要な視点になります。例えば、育毛剤は、アフィリエイトで高単価で扱われていますので、良いテーマだと思います。また、頭皮関係で悩んでいるユーザーも多くいるので、取り扱いやすいかと思います。
サイトテーマは記事の内容や特徴をカバーした言葉を抽出して構成する
もっと幅広く、第三階層の「育毛剤」と「育毛シャンプー」、「クリニック店舗」を全部扱うサイトにしたいという場合は、第二階層の言葉ではまとめられないので、第一階層の言葉を使ったり、「育毛剤」と「育毛シャンプー」、「クリニック店舗」に共通する言葉を抽出して、サイトテーマを考えていきます。
訪れてくれるユーザーに対してしっかり応える
サイト運営者の興味や専門に対して、知りたいと思うユーザーは一定数います。記事内で有益な情報が提供されているなら、PV数も自然と上がります。そういったユーザーに対して、サイト内の記事やサイトテーマできちんと応えてあげることが重要です。これはSEO対策の一つである「Needs Met 評価」の向上につながります。
SEO対策ーNeeds Met 評価ーについてはこちらも読まれています。
サイト運営者の得意とする専門分野を見つけて、それに特化したサイト(特化サイト)を作り上げる方がメリットが大きいです。サイトの専門性は、Googleの評価項目の一つです。ユーザーが満足する記事を書いていけば、検索順位も上がっていきます。
サイトの専門性についてはこちらも読まれています。
メモ
ペラサイト
資産型サイトの対極にある言葉です。資産型サイトは、ユーザーにとって有益な記事を増やし、育てていく良質なサイトのことです。一方、ペラサイトは1ページで1商品にターゲットを絞ったサイトのことです。以前は、検索順位を上げるための不正なSEO対策(ブラックハットSEO)が横行していたのですが、今では、Googleの検索アルゴリズムも大きく変わっており、ペラサイトで検索上位を狙うのは非常に困難かと思います。
テーマが決まらない時
テーマが決まらない時は、以下も参考にしてみてください。
1. 自分の興味あるいは悩みを書きだす
アフィリエイトでいくら高単価の案件が多くあっても、全く知識がなかったり、興味がないのであれば、そのテーマでサイトを作り上げていくことに膨大な時間とエネルギーがかかります。おそらく継続してサイトを更新することが困難になるかと思います。
そんな時は、自分の興味や悩みに関する情報を抽出し、その情報をもとにキーワードを広げていくと良いです。
2. その情報はユーザーにとって有益か
収益化よりも単なる情報発信としてサイトを作成するなら、ユーザーのことを無視しても良いですが、アフィリエイトでサイトを収益化することが目的なら、ユーザーにとって有益な記事を提供する必要があります。自分の選んだ興味や悩みが、どれだけ多くのユーザーと共通するものかどうか判断する必要があります。もし、多くの方も悩んでいるのでしたら、解決方法などをサイトで紹介すると、それは有益な情報になります。さらに、それが体験談をもとにしていたらオリジナリティの高い、素晴らしい記事になります。
3. 広告を探す
サイトで何を扱うのかが決まっていても、決まっていなくても一度、大手ASP(A8.netとafb、もしもアフィリエイト)でいろいろな商品プロモーションを検索してみて下さい。ここで紹介している大手ASPはどれも無料で登録できます。実際に、商品プロモーションを見ることで、サイトで継続的に扱っていけるかどうかが判断できることもあります。
ASP登録と商品プロモーションの検索方法、提携方法についてはこちら
ユーザーにとって5つの有益な情報
ユーザーにとって有益な情報を5つピックアップしました。
- 性別、どの世代に向けた商品か
- 商品の詳細(値段・成分・販売元など)
- 悩みに対し、商品がどのように解決してくれるか
- 口コミ、レビュー
- 実体験をもとにしたレビュー
1. 性別、どの世代に向けた商品か
運営サイトで扱う記事内容がどのターゲット層に向けられているのかをしっかり把握する必要があります。これはかなり重要だと言えます。男性なのか、女性なのか、10代なのか、60代なのかで、記事の書き方や構成も大きく変わってきます。ターゲットにしたユーザーに対して、欲しい情報が記載されていなければ、購入はもちろん、記事も最後まで読まれることはありません。ASPの商品プロモーションには、ターゲット層についても書かれている場合がありますので、プロモーション詳細もチェックすることをおすすめします。
2. 商品の詳細(値段・成分・販売元など)
現在は、インターネットを通じて値段の比較も簡単にでき、商品の詳細な情報もすぐ手に入れることができます。しかし、記事内にわかりやすく表示しておいてあげると、ユーザーにとって良い情報になりますし、サイトの印象も良くなります。サイトの印象が良くなるということは、運営者の信頼につながります。インターネットで商品情報を発信していくなら、運営者の信頼獲得がアフィリエイト成功のカギを握っているといっても過言ではありません。
3. 悩みに対し、商品がどのように解決してくれるか
ユーザーの多くは、悩みを持ってインターネット検索しているわけですから、記事内に良い効果が記載されていると信じる傾向にあります。しかしながら、商品の効果効能について、商品に書かれている以上のことを誇張して記載すると、規制の対象(アカウント停止、法的罰則など)になります。
商品プロモーションの効果効能と薬機法についてはこちら
4. 口コミ、レビュー
ユーザーの商品購入の判断は、他の購入者の口コミ、レビューによって大きく左右されます。しかしながら、良い口コミ、レビューばかりを記載するのはおすすめしません。デメリットも記載することで、ユーザーはその商品価値や自分との相性を判断します。口コミ、レビューは、商品のホームページやAmazon、r楽天、ヤフーショッピングに移動すると見つかるかと思います。口コミ、レビューは、そのまま記事に記載するのではなく、お作法に則って記載してください。
口コミ、レビューの記載について
他のサイトから引用していますので、ちゃんと「blockquoteタグ」や「qタグ」を使って、引用することをおすすめします。
引用方法の詳細についてはこちら
5. 実体験をもとにしたレビュー
実体験をもとにしたレビュー記事は、最もオリジナリティが高く、信頼のある内容になるかと思います。その際に撮影した写真や動画、体験したこと、結果はどこにも記載されているものではありません。Google側とユーザー両方で高評価を得られる可能性が高いです。
まとめ
サイトテーマや内容の方向性は、これからブログやホームページを立ち上げようとしている方にとっては本当に悩むべきところだと思います。サイトテーマが決まったら、サイトテーマに合わせてドメインを取得することもおすすめします。最後にユーザーにとって有益な記事の書き方について5つの項目にまとめています。皆様のサイト運営の助けになれば幸いです。