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Googleを味方につけたSEO対策により、検索上位を獲得する記事作成をしよう

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Googleのコンテンツ評価の指標の1つに「Needs Met 評価」があります。Needs Met 評価は、検索結果がユーザーニーズに応えているかを評価するものです。

SEO対策をする上で「Needs Met 評価」は重要なのですが、Needs Met 評価という言葉自体が聞き慣れないですよね。知らない人の方が多いかもしれません。理由としては、真面目にサイトを運営していれば、GoogleのNeeds Met 評価は達成されている。できているからこそ知らないといったところでしょうか。

しかしながら、サイトへの検索流入をより多くして、検索順位を上げるためには、Needs Met 評価の内容について理解しておいた方が良いかと思われます。

ここでは、Needs Met 評価を高めるためには、Googleがどのような事を評価ポイントにするのか見ていきます。

 

Needs Met 評価

検索結果がユーザーニーズに応えているかを評価する」というのがNeeds Met 評価になります。

では、どのような仕組になっているのでしょうか。以下、記事のアップからマッチングまでの流れを箇条書きでまとめてみます。

  1. ブロガー/アフィリエイターが記事をアップする。
  2. Googleが記事をインデックスする。
  3. ユーザーが知りたい情報について検索する。
  4. 検索ワードをもとに、Googleがニーズを推測し、インデックスした記事からユーザーにマッチするだろう記事を検索結果に反映する。
  5. ユーザーに記事が読まれる。

このように提供した記事がGoogleのアルゴリズムを通してユーザーに届けられています。さらにユーザーの欲しい情報と提供した記事とのマッチ度が高ければ、ユーザーエンゲージメントも高まります。

 

Needs Met 評価に関わる要素「ユーザーエンゲージメント」

ユーザーエンゲージメントは、サイト訪問者の平均ページビューの多さや滞在時間など直帰率によって表されます。この直帰率には以下のことが影響します。

  • ユーザーが欲しい情報が網羅的に書かれているか。
  • ユーザーが次に読みたくなるような記事が掲載されているか。
  • 別の記事に移動できるように、記事のリンクが配置されているか。
  • 検索しやすい、見やすいなどサイトの構成はうまくまとめられているか。

この他、Youtubeなどの動画を掲載するのも直帰率を改善する1つの手法になります。ユーザーの理解度を助けることができるなら動画は掲載すべきかと思います。

Googleのアルゴリズムにおいて、Googleはエンゲージメント数値が良いページを高く評価し、検索結果へも反映しています。

ユーザーがサイトに訪問してくれたとしても、ユーザーが満足しなければすぐにサイトから離れてしまいます。そうならないようにサイトを改善していくと検索順位も上がってくるかと思います。

 

ユーザーエンゲージメントを高める方法

ポイントは、「ユーザーが知りたいことに応える記事を作成する」ということです。そのような記事を作成するためには最初にユーザーのニーズを知る必要があります。

 

ユーザーのニーズを知る方法

ユーザーのニーズを知る方法は、例えば以下の手順があります。

  1. サジェストツールでキーワードをピックアップ
  2. 検索ボリュームを見る
  3. 口コミサイトを見る
  4. ユーザーの悩みと自分でピックアップしたキーワードを一致させる
  5. 選定したキーワードを検索窓に入力し、検索上位に表示されるサイト構造を把握する

 

サジェストツールでキーワードをピックアップ

サジェストツールは、あるキーワードを打ち込むと、その次に予測されるキーワードを表示してくれる機能を持っています。例えば、Googleの検索窓に「SEO」と入力すれば、次に来るキーワード「対策」などが自動で表示されます。

次に来るキーワードがサジェストツールで表示されるということは、実際にユーザーにより検索されているということを示しているので、自分でキーワードを予想して記事を作成するよりも、検索されたキーワードをピックアップして、記事を作成した方がSEO的に有利になります。

またサジェストツールは、複数の関連キーワードをピックアップしてくれます。さらにサジェストツールの中にはキーワードの関連性を視覚的に見えやすくしてくれるものもあります。例としていくつか以下に紹介いたします。

 

goodkeyword

goodkeywordの使い方は以下の通りです。

step
1
検索窓に使用したキーワードを入力する

goodkeyword

step
2
関連するキーワードを確認する

goodkeyword

※赤枠内に重複キーワードが削除済みの検索結果が表示されています。

【参考】下記リンクより「goodword」に移動できます。

goodkeyword

 

OMUSUBI(おむすび)

使い方は、下図の赤枠内にキーワードを入力するだけです。

omusubi

※表示されるキーワードマップの上に「サジェストの変更」があります。そこで「Google/Youtube/Amazon/Bing/Dailymotion/Wikipedia」に変更できます。

【参考】下記リンクより「OMUSUBI」に移動できます。

OMUSUBI

上記以外にもサジェストツールは「keysearch Beta」や「KOUHO.JP」などがありますので、自分に合ったサジェストツールを見つけて下さい。

 

検索ボリュームを見る

検索ボリュームは、上でピックアップしたキーワードがどれだけ検索されているかを見るツールです。

キーワードプランナーが有名ですが、ここでは無料の「アラマキジャケ」を紹介します。

 

アラマキジャケ

使い方は、キーワードを入力するだけです。今回は「SEO」と入力しました。

aramakijyake

Yahoo!JapanとGoogleでの検索ボリュームが表示されています。検索ボリュームはかなり大きいですね。Googleをピックアップすると、月間推定検索数が74万で、月間アクセス予測数(1位)が31万になります。「SEO」のキーワードで記事の検索順位が1位であれば、かなり大きな月間アクセス数が見込まれます。

しかしながら、初心者やまだまだ発展途上のサイトでは、このキーワードで1位を獲得することは非常に困難です。そこで見て欲しいのが、チェック結果の下に表示されている「関連語」です。

関連語を使用すれば、検索ボリュームや月間検索アクセス予測数は減少しますが、うまく記事を作成すれば1位を狙えるかもしれません。

【参考】下記リンクより「aramakijake.jp」に移動できます。

aramakijake

 

口コミサイトを見る

口コミサイトは、ユーザーの本音が書かれています。「ユーザーの質問・相談」をピックアップし、それに対する解決策を提案する内容の記事を作ることができれば、ユーザーエンゲージメントを高めることができます。

  • 【ジャンル問わず】
    Yahoo! 知恵袋/教えて! goo
  • 【美容関係】
    @COSME
  • 【マンション】
    マンションノート
  • 【歯の治療】
    EPARK歯科

 

ユーザーの悩みと自分でピックアップしたキーワードを一致させる

ユーザーの「質問・相談」に出てくるキーワードと、自分で調べてピックアップしたキーワードを一致させ、記事作成に用います。

 

選定したキーワードを検索窓に入力し、検索上位に表示されるサイト構造を把握する

使用するキーワードが定まれば、それを使って一度、Googleで検索します。検索結果10位以内に入るサイトは、Googleから良い評価を受けているので、そのサイト構造について研究しましょう。扱っているトピックや議論の仕方、使用頻度の高いワードなどを調べ、さらに良い記事を作成できるように活かします。

 

まとめ

Google評価の1つであるNeeds Met 評価についてまとめました。Needs Met 評価を良くするには、ユーザーエンゲージメントを高める必要があります。またユーザーエンゲージメントは直帰率が大きく影響しています。そのため、せっかく訪れてくれたユーザーがすぐに離脱しないようなサイト/記事を作成する必要があります。

記事の作成方法は人によってさまざまだと思いますが、ユーザーが検索するキーワードとGoogleが推奨するキーワードを一致させ、記事を作成する方がユーザーエンゲージメントに良い効果をもたらしてくれるはずです。

1つの悩みに対し、用意する答えの切り口はいくつかあるはずですので、しっかり書くことをお勧めします。Googleも1つの記事に対して答えは1つと言っていますが、その答えに行き着くトピックは多いに越したことはありません。さまざまなトピックを用意した方がユーザーの満足度も高まるはずです。

Google評価には、「Needs Met 評価」の他に「Page Quality 評価」があります。それについては以下の記事に書いていますので、お時間がある方はご覧いただければ幸いです。

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それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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